【バスケ】仙台船生誠也「“ダンダンよくなる”で1日1日大事にステップアップ」/一問一答

真剣な表情をみせるB1仙台船生(撮影・高橋香奈)

7人の新加入選手を擁し、B1仙台89ERSが2025-26シーズンに向けて本格始動した。昨季の東地区最下位から大きく飛躍を狙うチームのキーマンを直撃。2回目は、SR渋谷から新加入し、プロ生活11年目を迎える経験豊富な船生誠也(31)と、昨季特別指定選手としてプレーし、今季から選手契約となった新沼康生(22)に話を聞いた。【取材・構成=高橋香奈】

-チーム始動を迎えて

船生 仙台は若いし走るチームなので、昨季まで年齢層の高いチームにいた自分としては、もっとシェイプをしていきたい。急激にはよくならないので、そこは「ダンダンよくなる」で、1日1日大事にして、ステップアップしていきたいです。

-フレッシュなメンバーに負けないよう、気をつかっている部分は

船生 気をつかって野菜中心とかオーガニックとかやったら、全身バテバテになってしまって…。体と自分が素直に欲したもの食べるようにしました。気を付けすぎないように気を付ける。体にストレスをためないようにしています。

-複数のポジションをこなせるのが強み

船生 ダン(・タシュニーHC)がどういうバスケットをするか、場面場面で求められる役割が変わってくると思うので、全部応えられるようにしていきたいと思います。

-広島での優勝経験の還元も求められている

船生 特別なことじゃなく、小さなことを1つ1つ最低限こなしていくこと。自己犠牲も伴いますし、苦しいこともあるかもしれないですけど、その中でチームのゴールが見えてくる。琉球は(毎年)メンバーが違う中で、連続でチャンピオンシップ(CS)に進出している。組織、ビジョンがしっかりしたカルチャーがある。(仙台も)そういう環境をつくろうとしてる中で、継続してチームが育つことが大事かなと思っています。

-それを踏まえて

船生 このチームもカルチャーがあるので、僕がいたチームがすごかったからそれを押しつけるのではなく、まずはこのチームのやり方、やってきた歴史も受け入れて、改善した方がいいことがあれば、コート内外問わずに伝えていきたいです。

-福島出身として

船生 東北のチームでプレーできるのはうれしいですし、スポーツの力は大事だと思います。バスケットボールは伸びしろがありますし、東北の代表として引っ張っていけるようにしたいです。

-今季の目標は

船生 みんないい選手だし、保証はないんですけど、長い時間コートに立てるように、信頼してもらえる選手になることが1つ。あとはチームとしてはもちろん優勝ですけど、シーズンを終わったときに、32歳の自分が今一番バスケットがうまい、いいぞと言えることが個人のゴールです。

◆船生誠也(ふにゅう・せいや)1993年(平5)12月15日生まれ、福島県いわき市出身。前橋育英、青学大でプレーし、15年にアイシンシーホース三河(現B1三河)に加入。名古屋、富山、琉球、広島(23-24シーズンはチャンピオンシップ優勝を経験)を経て、24-25シーズンはSR渋谷でプレーした。195センチ、90キロ。