<スーパーGT第5戦>◇予選◇23日◇三重・鈴鹿サーキット
GT500クラスは16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(大津弘樹/佐藤蓮組)が1分45秒377のタイムでポールポジション(PP)を獲得した。佐藤は自身初PP。また今季トヨタ勢以外のマシンがPPを獲得したのは初めて。
1分45秒564の23号車MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠組)が2番手、1分45秒681の3号車Niterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞組)が3番手だった。
今回、GT500クラスで唯一サクセスウエート「ゼロ」の16号車。今季前半戦を席巻してきたトヨタ・スープラ勢が軒並み重ウエートを課される中、16号車は午前中の練習走行からトップタイムをたたきだし、好調ぶりを見せつけた。
Q1では、12号車TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット組)にトップタイムを譲ったものの、大津が0.06秒差の2番手タイムをマークした。
大津は「うまくいかないレースが続いた中、チームが準備を重ねてくれた。とにかくつなげることを大事にした。クルマの調子が良く、今回は(ウエートの)条件的にもかなり良かった。アジャストして(佐藤)蓮につなげられた」と話した。
バトンを受けた佐藤は、Q2のアタックで「多少ミスはあったものの、攻め切った」という走りでPPをもぎ取った。
GT300クラスも含めて、自身初のPPを決めた佐藤。レース後のインタビューでは、いつものクールな表情で「めちゃくちゃうれしい」と、控えめに喜んでいた。その隣では、大津が「実は僕、まだポール取ったことなくて…いつもQ1で走るんで…」と、ちょっぴりうらやましそうにしていた。
ニッサン勢は全4台が2番手から5番手までを占める大活躍を見せた。反対に、トヨタ勢はランキング1、2位の1号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太組)と37号車Deloitte TOM'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ組)がQ1で敗退するなど、重いウエートに苦しんだ。