<バレーボール女子世界選手権>◇23日◇第2日◇1次リーグ◇タイ・バンコクほか
15年ぶりのメダルを目指す日本(世界ランク5位)が初戦を制した。H組の開幕戦でカメルーン(同44位)を3-0と圧倒。10年大会銅メダル大友愛さんを母に持つ秋本美空(19=姫路)が、両チーム最多18得点を挙げた。主将の石川真佑(25=ノバラ)が11得点で続き、攻めの姿勢を貫いたサーブでのポイントはチーム全体で10得点を刻んだ。4チームに分かれた各組上位2チームが1次リーグ通過。次戦は25日にウクライナ(同17位)と対戦する。
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日本は自らの手で主導権をたぐり寄せた。第2セット(S)、最初のサーブはセッターの関。変幻自在の軌道で3連続サーブポイントをつかみ、緊張感漂った第1Sの雰囲気をほぐした。大黒柱の石川は「出だしは硬さがあって、良くなかった。ちょっと自分たちのクオリティーが良くなかった」と反省しつつ、自らも要所のサーブで得点を刻み「少しでも流れを変えようと思って、打ちました」と意識の高さをにじませた。
東南アジア初開催で、タイの代表的な4都市で行われる今大会。日本が目指すのは15年ぶりのメダルだ。先発した秋本も3つのサーブポイントを記録し、効果的なアタックで計18得点。前回の銅メダルには母が貢献しており、大会前から「自分も頑張りたい」と飛躍を誓ってきた。A代表デビューのネーションズリーグ(VNL)後の合宿はサーブ1日50本の練習を積み、まだまだ伸びしろがある。
ウクライナ戦を経て、1次リーグ最終戦で2連覇中のセルビアに立ち向かう。石川は「今日の試合みたいになると苦しい展開が続く。次の試合に向けて修正し、コートの中でもっと声をかけながらやりたい」。満足することなく、次は先手を取る展開で攻め立てる。