フィギュアスケートのアイスショー「フレンズ・オン・アイス」の公開リハーサルが29日、KOSE新横浜スケートセンターで行われた。
女子で06年トリノオリンピック(五輪)金メダルの荒川静香さん(43)が座長を務めるショー。今回で19度目の開催となり「スケートの神髄を楽しんでいただいて、夏の疲れを癒やしたり、ファンやスケーターにとってエネルギーをチャージできたりするショーにしたい。良い化学反応が起きる機会になれば」と思い描いた。
見どころの1つが、荒川さん、高橋大輔さん、カロリーナ・コストナーさん、ステファン・ランビエールさんによるグループナンバー。4人ともトリノ五輪に出場しており、19年の時を経て、イタリアのヒットナンバー「Sei Con Me」を滑る。「1つのアイスショーを作り上げられる喜びがある。ずっと同志として、スケートに情熱を注いできた。滑っていても感情を揺さぶられる」と強い思いがある。
くしくも来年2月のミラノ・コルティナ五輪は、同じイタリアでの開催。今回のナンバーは、現役選手へのエールも込めている。
「20年ぶりにイタリアで開催される。トリノ五輪の時に生まれていない選手たちが出場するかもしれない。それくらい月日がたっていますが、選手たちにとって良いシーズンになるように応援したい。『頑張ってきて良かった』とイタリアの地で思う選手がたくさんいるといいなと思う。『頑張ってきて良かった』と思えるように、今を過ごしてほしいなと思います」
本公演は30、31日に同所で行われる。現役選手への思いも胸に、熱のこもった滑りを見せる。【藤塚大輔】