<フィギュアスケート:東京夏季競技大会>◇最終日◇31日◇千葉・三井不動産アイスパーク◇ジュニア男子フリー
ショートプログラム(SP)2位の蛯原大弥(17=東京・駒場学園高)は、フリー132・63点の合計191・22点で総合2位だった。24日に行われたSPはトリプルアクセル(3回転半)で転倒するなど振るわなかったが、「思い切ってフォームを変更した」と跳び上がりの前に軸足を曲げる形に修正。この日は3回転半をしっかりと着氷させ、「状態も上がってきて自信もどんどんついてきた。グランプリへ準備は整った」と大きくうなずいた。
今月22日まで岩手・盛岡で行われた合宿に参加。かねて交流のある26年ミラノ・コルティナ五輪代表候補の三浦佳生(オリエンタルバイオ/明治大)に金言をもらった。練習では確率高く跳べる4回転トーループが本番では跳べないという悩みを抱えていたが、先輩から「特別なジャンプと思い過ぎなんじゃないか」と助言を受けた。「確かにそう思った」と意識しすぎないように。この日は成功とはならなかったが、「曲かけでも入る確率が上がってきた」と成長を口にした。
リベンジの年にする。ジュニア2年目の23-24年シーズンにジュニアグランプリ(GP)シリーズ2戦に出場し、ともに銅メダルを獲得。さらなる飛躍を期した昨季だったが、初戦のチェコ大会で5位に終わり2戦目を確保することができなかった。今季は来月9日に開幕する第4戦タイ大会(バンコク)が初戦。シリーズ上位6人による12月のファイナル(愛知・IGアリーナ)進出を目標にするが、「まずは目先の目標をクリアしたい」と一戦必勝を掲げていた。【勝部晃多】