【バドミントン】ペア解消“シダマツ”が互いに感謝「逃げずに一緒に」「志田さんとだから…」

世界バドミントン選手権大会 帰国会見に登壇したシダマツこと志田(左)・松山組(撮影・山本朝陽)

8月のバドミントン世界選手権女子ダブルスで銅メダルを獲得した「シダマツ」こと志田千陽(28)松山奈未(27)組(再春館製薬所)ら日本代表が2日、開催地のフランス・パリから帰国した。

8選手がベルサール羽田空港で会見に出席した。今大会をもってペアを解消する志田は「最後の世界選手権で100%を出せた。届かなかったのは悔しかったが、最後はシダマツらしくいプレーをした。シダマツのダブルスは楽しかったと素直に思えて悔いはない。感謝の気持ちでいっぱい」と笑顔。松山も「全試合でシダマツらしいプレーが出せた。今までやってきたことを全て出せた大会でした」とほほ笑んだ。

1学年差の2人は2014年にペアを組み始め、結成10年目となった昨夏のパリオリンピック(五輪)では初出場ながら銅メダルを獲得。その後、2人のモチベーションに差が生じたこともあり、今年4月に解消を決断した。最後の大会となった世界選手権は過去最高が8強だったが、今大会はそれを上回る銅メダルをつかんだ。

志田は「11年間苦しい思いをさせたかもしれないが、それでも逃げずに一緒に目標へ向かって走り続けてくれて感謝している。近くにいて苦しそうな時に、何もできないこともあったが、一緒に戦ってくれてありがとうという気持ち。楽しいダブルスを教えてくれてありがとう」と感謝。松山も「うれしい時も苦しい時も2人で乗り越えてきた。その全部が良い経験だった。志田さんとだったから、ここまで頑張れたと思うことが多かった。『ありがとう』という言葉に尽きます」と実感を込めていた。