カーリング男子のコンサドーレが3日、札幌市内で練習を公開した。26年ミラノ・コルティナ五輪に向けた日本代表決定戦(11日開幕、稚内市)に向けて氷上で調整した。SC軽井沢クとの一騎打ちに勝てば、五輪世界最終予選(12月、カナダ)の出場権を得て、五輪への道が開ける。選手としての初五輪を狙うスキップ阿部晋也(45)は「勝つという気持ちがここからは一番大事」と集中する。
代表決定戦までに状態を上げるため、今季は例年より1カ月強早い5月末に始動した。7月末から北海道内での公式戦3大会に出場。優勝、準優勝、4位という結果に「とりあえず全部(1次リーグ突破し)プレーオフに進めた。最低限の結果」と自己評価した。最後の実戦としてトレンティーノW杯(イタリア)で世界の強豪と対戦して2勝2敗。「勝ち星先行まではいかなかったけど、タイで帰って来られたのは、結果としては十分」。五輪会場とは違うものの、コーチとして同行した07年ユニバーシアード以来自身18年ぶりのイタリアで、本番へのイメージを膨らませることができた。
来年1月が誕生日のため、46歳で迎える五輪。冬季五輪の日本人最年長出場となる可能性もある。06年トリノ、10年バンクーバー五輪では女子日本代表の監督を務めたが、今度は選手として挑む。まずは日本代表の座をつかむ必要があり「応援してくれている方、家族のためにも、100%の力を発揮できるように頑張りたい」と気合を入れた。【保坂果那】