【カーリング】SC軽井沢クラブ「ナイスゥー!」平均22・8歳の若手が33・3歳のロコ破る

SC軽井沢クラブ対ロコ・ソラーレ 第3エンド、ショットを決め笑顔を見せるSC軽井沢ク上野美優(撮影・前田充)

<カーリング:ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦>◇第2日◇12日◇北海道稚内市みどりスポーツパーク◇女子1次リーグほか

24年日本選手権王者のSC軽井沢クが、五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレを撃破した。第4戦で5-4で逆転勝ち。第2戦の4-13での大敗から、スキップ上野美優(24)を中心に立て直した。今大会はリザーブ登録の三浦由唯菜(21)をセカンドで起用。平均年齢22・8歳の若い布陣で臨む。9月に入ってから本格練習を始めた新世代が、前日のフォルティウス戦に続き2勝目。1次リーグ1位通過も決めた。男子はSC軽井沢クが3勝目を挙げて、12月の五輪最終予選(カナダ)進出を決めた。

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ホープがベテランを倒した。SC軽井沢クの4人は声を上げて喜んだ。「ナイスゥー!」。平均22・8歳の若手が、33・3歳の五輪メダリストを撃破した。

追いかけ続けた。前日は4-13で大敗。この日も前半はリードしたが、第6エンド(E)に逆転された。2度同点に追いつき、第10Eへ。経験豊富な相手スキップ藤沢のミスショットを誘い、逆転勝ちを収めた。

3人での経験が生きた。今季はチーム方針により姉の上野美、妹でサードの上野結、リード金井の3人で活動。1人欠いた状態でプレーを続けてきた。初戦の稚内みどりCHALLENGE CUPではロコと2度対戦。1次リーグで1-6、決勝では3-8と完敗していた。上野美は「点差をつけられて、離されて、そのまま(負ける)の形が多かった」と振り返る。

ただ、その時とは違う。札幌国際大3年の三浦が9月から合流。22年世界ジュニア選手権で上野姉妹とチームメートとなり、各年代、男女通じて日本勢初の金メダルを一緒に獲得した援軍がついた。強敵を打ち破った新世代のスキップは「必死に1個ずつ耐えて、最後の1投まで分からない試合にしたいと思っていた。いいイメージを持つことができた」と喜んだ。

笑顔を貫く。「結果は意識しすぎず、カーリングを楽しんでプレーしたい」。大舞台でも平常心を保つ。18年平昌、22年北京はテレビ観戦。開幕会見では、藤沢を前に「すごく輝いていて、キラキラしていた。憧れの舞台に立てるチャンスがあることを大事にしたい」と意気込んでいた。大先輩に勝ち続け、憧れの五輪を目指す。【飯岡大暉】

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