<Bリーグ・プレシーズンゲーム:新潟85-81金沢>◇14日◇リージョンプラザ上越
“ガードナー2世”候補が現れた。B3新潟が今季唯一のホームでのプレシーズンゲームを白星で飾った。B3金沢に85-81。新外国籍選手のPF、B・J・マック(25)が両チーム最多の21得点を挙げた。81-81の第4クオーター(Q)残り1分5秒には勝ち越しのシュートも決めた。203センチ、120キロの体格は、B1時代の18-19年に中地区優勝の原動力になったCダバンテ・ガードナー(34=現B1三河)に似ている。優良助っ人と同じように得点源として期待を背負う。新潟のB3リーグ開幕戦は27、28日、香川とアウェーのあなぶきアリーナ香川で対戦する。
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声援が心地よかった。「大学(サウスカロライナ大)の時の歓声を思い出した」。マックは、ホーム初登場で2000人の観客の視線を、いきなり釘づけにした。最終盤までもつれた81-81の残り1分5秒、リング下でフリーでボールを持つ。「こういう大事なシュートを決めるように常に意識している」。相手がブロックにきたが、落ちついてリングを捉えて83-81。この日最大の歓声を浴びた。
203センチ、120キロの体格ながら、リング下だけでなくロングショットも得意だ。3点シュートは5本放って3本成功。「相手の動きを見て、どのシュートがいいか考えている。今日は3点シュートが合っていた」。6本中5本を決めたインサイドとともに高確率。鵜沢潤監督(43)も「シュートはうまい。3点シュートも持ち味」と評価した。
同時に、同監督は「ダバンテのようになってくれたら」と自身の現役時代のチームメートを手本にするよう期待を寄せた。少し緩めで足長の体形は、新潟の黄金期のエース、ガードナー似だ。17-18年と、中地区優勝時の18-19年にリーグ得点王を獲得したエースの再来か。この試合のマックの21得点は、くしくも当時のガードナーのゴール数のアベレージと同じだった。
一方で伸びしろもある。ガードナーが得点王になった2季はリバウンドも1試合平均10本以上を獲得していた。この日、マックは6本。「もっと取らないと」と反省した。鵜沢監督も「2桁は取ってほしい」と注文したが、そこまで期待通りなら無敵の予感が漂う。
「興奮した。うれしかった」とファンの応援を意気に感じた。その分「開幕に向けて、もっと守備から入ること。リバウンドを課題に修正する」。ガードナー級の大黒柱になるため、信頼度を高めて開幕に臨む。【斎藤慎一郎】
○…上越市出身のPG五十嵐圭(45)は20年11月15日のリーグ戦(対北海道)以来となった地元戦に「たくさんの人に来ていただきうれしい」と感謝した。選手紹介時に最も大きな拍手を浴びるなど、人気の大きさは健在。「まだ調整の段階」というプレー面こそ15分の出場で無得点だったが、それでも3アシストと持ち味は見せた。「県全体から応援されるチームを目指している。今季最初のホーム戦を上越で行い、勝てたことは良かった」と話した。