<フィギュアスケート:ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選>◇21日◇北京・国家体育館◇男子フリー
【北京=松本航】個人の中立選手(AIN)として出場したピョートル・グメンニク(23=ロシア)が優勝し、26年ミラノ・コルティナ五輪の出場枠を確保した。
ショートプログラム(SP)に続き、フリーもトップの169・02点を記録。合計262・82点で、2位のキム・ヒョンギョム(韓国)に34・22点差をつけた。
冒頭のフリップに始まり、ルッツ、ループ、サルコー2本と4回転4種5本の高難度ジャンプ構成。着氷が乱れる場面や、回転不足がありながらも、ポテンシャルを示した。
男子は今大会で残る五輪出場枠「5」を争っていた。22年から国際スケート連盟(ISU)はウクライナへの侵攻を続けるロシア、同盟国ベラルーシの選手の競技会参加を認めてこなかった。一方、24年12月には厳格な検査を経て、中立の立場が証明された選手に限り、26年ミラノ・コルティナ五輪の最終予選への出場を認めた。
認められるのはロシアから1人のみとなっており、今大会で女子のアデリア・ペトロシャン(18)とグメンニクが出場枠を確保したが、五輪の団体戦にはエントリーできない。