<フィギュアスケート:全日本ノービス選手権>◇第1日◇18日◇KOSE新横浜スケートセンター◇ノービスA女子
今季の東京選手権ノービスA(6月30日時点で満11~12歳)を制した宮崎花凜(12=MFアカデミー)が、完勝でノービスクラスを締めくくった。2位に約20点差を付ける112・25点をマーク。21年の島田麻央(木下グループ)に次ぐ大会史上2番目の高得点に、「最後のノービスだから完璧な演技がしたいと思っていた」と声を弾ませた。
冒頭のフリップ-トーループの連続3回転から高い出来栄え点を引き出すと、続く3回転ルッツも着氷。3回転ループ-連続ダブルアクセル(2回転半)も決めると、演技後半のジャンプも成功させた。ノービス初年度の3年前は13位に沈んで涙をのんだが、ラストシーズンは満面の笑みでフィニッシュ。昨年11月以来約1年ぶりのノーミス演技で締めくくり、「すごくいろんなことがあった4年間。環境や考え方も変わって、いろいろ成長したな」としみじみと振り返った。
所属のMFアカデミーでは、中庭健介ヘッドコーチの下、憧れの渡辺倫果や中井亜美らと練習をともにする。前日17日には4学年上の中井が、グランプリ(GP)シリーズ第1戦のフランス大会でGPデビュー戦のショートプログラム(SP)で今季世界最高得点を記録。「自分も続くぞ」と、先輩の活躍を力に変えた。
身長は今春から約5センチ伸びて149センチに。昨季から継続するプログラムも、「少しでも大人っぽくできるように意識している」とめきめきと成長中だ。推薦で出場となる全日本ジュニア選手権(11月、東京)や来季のジュニアデビューに向け、「自分にしかできないところを磨いていきたい」とさらなる飛躍を誓った。【勝部晃多】