<フィギュアスケート:東日本選手権>◇最終日◇26日◇茨城・山新スイミングアリーナ◇男子フリー
吉岡希(のぞむ、21=法政大)がショートプログラム(SP)に続いて、フリーでも1位の152・39点とし、合計235・77点で優勝を飾った。
冒頭で4回転トーループ、2本目で4回転-2回転の連続トーループを着氷し、後半ではトリプルアクセル(3回転半)-オイラー-3回転サルコーの3連続も成功。23年からグランプリ(GP)シリーズに2季連続出場した実力者が、地力を示した。2位の三宅星南(せな)に20点以上の大差をつけたが、2つのスピンでは4段階評価で上から2番目のレベル3となり「ジャンプもハマっていましたが、滑りの面で全然納得のいく内容ではなかった。まずは滑りの面を練習したい気持ちが大きい」と反省が先に立った。
昨季は左足首を負傷した影響で全日本選手権で22位にとどまった。そこから「スケート以外のことを考えるようになった」と、ウオーミングアップや体のケアを改善。食事面も変化があったといい「パンや麺類は控えて、少なくとも1日1回にしたり。栄養バランスを考えるようにしています」と明かした。
12月の全日本選手権(17~21日、東京・代々木第一体育館)へは、大技4回転ルッツの投入も視野に調整を進めていく。「一番良いものをしっかり見せたい。自分も、見ている人も楽しめる演技をしたい」と思い描いた。
2位の三宅は合計213・90点、3位の大島光翔は同196・50点、4位の戸田晴登は同176・65点、5位の小島志凰は同174・90点だった。今大会は全日本の選考を兼ねており、吉岡を含めた上位5人が出場権をつかんだ。