<カーリング世界選手権:日本7-5トルコ>◇21日(日本時間22日)◇女子プレーオフ(準々決勝)◇カナダ・カルガリー
女子日本代表ロコ・ソラーレ(1次リーグ3位)が決勝トーナメントに臨み、準決勝進出を決めた。1次リーグで敗れた難敵トルコ(同6位)に7-5で勝利。日本勢では19年中部電力以来の4強へ進出した。日本時間22日午前7時からは、16年準優勝のロコ・ソラーレ以来となる10年ぶりのメダル獲得をかけ、強敵カナダとの準決勝に挑む。
再三の好ショットが光ったスキップ藤沢五月は、NHKBS1の中継でのインタビューに応じ「自分たちがスキルは圧倒的に上。シンプルに我慢強く戦うことを意識しました」と胸を張った。
日本はリード吉田夕梨花、セカンド鈴木夕湖、サード吉田知那美、スキップ藤沢の4人で臨み、混合ダブルス日本代表でリザーブとして同行している小穴桃里はフィフスに配置。前半の第5Eまでを3-1で折り返したが、第6Eではミスが重なり、3点のビッグエンドで逆転を許す。ただ、直後の第7Eでは藤沢が好ショットを披露。2点献上の可能性もあった最終投で相手の石を一気に2つはじき出すダブルテークアウトを決め、3点奪取で再逆転に成功した。
不利な先攻の第8Eは1点を取らせ、第9Eは無得点のブランクエンド。6-5で迎えた後攻の第10E、日本は後攻。トルコはリードの2投目でホッグラインを越えず、1投分が無効になるミスが起きる。その後は日本がナンバー1を握る中、センターライン状に石を集める展開へ。トルコは最終投でナンバー1を確保。日本は1点献上もやむなしの状況の中、スキップ藤沢が最終投でダブルテークアウトを選択。第7Eに続いてこれも決め、日本がナンバー1を獲得した。7-5で難敵トルコを下し、メダル獲得に王手をかけた。
ロコ・ソラーレは18年平昌五輪で銅、22年北京五輪で銀メダルを獲得。今年2月のミラノ・コルティナ五輪の出場は逃したものの、今季は国際大会のグランドスラムなどで結果を残し、3大会ぶりに世界選手権代表に選出された。
今大会は20日までの1次Lで9勝3敗と好成績を収め、3位で決勝トーナメントに進出。準決勝で当たるカナダには1次L最終戦で敗れており、リベンジがかかる。
藤沢はカナダとの大一番へ「昨日の試合(1次L最終戦)では特に(スキップの)エイナーソンやチームカナダにテーク(アウトショット)をたくさん投げさせる展開になった。エイナーソンはテークが得意なチーム。いかにドローをさせるかがキーポイントとなる。氷がすっごく滑るようになっているので、そこをアジャストしたい」と具体的なポイントを挙げながら意気込んだ。