【バレー】引退撤回の埼玉上尾・内瀬戸真実「私も負けてられない」“おばさん”の勇姿見せるぞ

握手を交わすNEC川崎山田二千華(左)と埼玉上尾内瀬戸(撮影・河田真司)

バレーボール大同生命SVリーグ女子のプレーオブ「チャンピオンシップ(CS)」の会見が6日に都内で行われ、埼玉上尾メディックスの内瀬戸真実主将(34)が、執念の下克上を誓った。

埼玉上尾は前日5日のレギュラーシーズン(RS)最終戦でボーダーとなる8位を死守し、10日から行われるCS進出が決定。2戦先勝方式の準々決勝は、敵地とどろきアリーナ(神奈川)でRS首位のNEC川崎と対戦する。内瀬戸は「チームスローガンの『一丸』を体現できるよう、1%の成長を求めて戦っていく」と意気込みを示した。

内瀬戸は18年、22年の世界選手権に出場するなど長年日本代表としてもプレーしてきたが、「一番いい時にやめたいという変なプライドがあった。おなか一杯だった」と、2022年-23年シーズン後に現役を引退。24年からはチームの事務局スタッフを務めていた。ただ、事務所で仲間たちのプレーを見るたびに競技への思いが再燃。地元宮崎に住む小学生のめいが競技を始めたことをきっかけに、今季から選手として復帰することを決断した。「(めいが)私よりうまくなりたいと言っていたので、いや、まだ負けていらないぞと」。主将として、再びコートに帰ってきた。

長期間のブランクに不安はあったが、「みんなが受け入れてくれたことがうれしかった」と全力プレーで恩返ししている。今季、佐賀で行われたSAGA久光戦に足を運んだめいが「より一層バレーボールを頑張る気持ちになった」と言っていたのを聞いた。2番目のめいも、競技を始めるという。「私も負けてられない」。CSでも、ユニホーム姿で活躍する“おばさん”の姿を届けるつもりだ。