自動車の世界ラリー選手権(WRC)第4戦、クロアチア・ラリー最終日は12日、リエカ近郊でゴールを迎え、勝田貴元(トヨタ)が初優勝した第3戦に続いて日本勢初の2連勝を果たした。シーズン2勝も日本勢初で、これで勝田は今季のドライバーズ部門の総合王者争いで81ポイントとし、トップに立った。所属チームによると、日本勢がポイントリーダーとなるのは史上初。勝田は最終区間で首位を走るティエリ・ヌービル(ベルギー、現代)がクラッシュした影響で、逆転勝利を手にした。
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勝田が初優勝した第3戦に続いて日本勢初となる2連勝を果たした。勝田はチームの公式サイトを通じ「本当に素晴らしいこと。まさかこのような結果になるとは予想していなかった」と談話を出した。
総合2位につけていた勝田は最終区間で首位を走るティエリ・ヌービル(ベルギー、現代)がクラッシュした影響で、逆転勝利を手にした。自身も地元での初優勝を狙った昨年のラリー・ジャパンで、総合2位からクラッシュで大きく後退し、涙をのんだ経験を持つ。ライバルを気遣いながら「この週末自分たちはクレバーに戦うことができた」と自負を言葉にした。トヨタ自動車の豊田章男会長は「こういう勝ち方もあるのがラリー…」と荒れた展開を受け止め「2連勝おめでとう!」と祝福した。
サファリ・ラリー・ケニアで日本勢では1992年の篠塚建次郎以来34年ぶりの白星を挙げてから、先人も果たせなかったシーズン2勝に2連勝を飾った。勝田は今季のドライバーズ部門の総合王者争いで81ポイントとし、トップに立った。所属チームによると、日本勢がポイントリーダーとなるのは史上初。勝田は「うれしいが、あまり深く考えすぎず、自分たちの仕事に集中してベストを尽くすだけ」と先を見据えた。