【ジャンプ】高梨沙羅「今年表彰台に乗れなかったらやめようと思っていた」五輪銅で現役続行決断

ミラノ・コルティナ五輪混合団体銅メダルを手に笑顔の高梨(撮影・保坂果那)

ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(29=クラレ)が16日、都内で取材に応じた。4度目出場の2月のミラノ・コルティナ五輪では、混合団体で銅メダルを獲得した。現役続行を決めた26-27年シーズンへ「もう少し飛びたいなと思ったオリンピックだった。世界選手権(27年2月開幕、スウェーデン)もあるので、そこに向けて頑張りたい」と誓う。

五輪シーズンをもって引退することも考えていた。「今年の結果次第で決めようと思っていた。表彰台に乗れなかったらやめようと思っていた」と明かす。22年北京五輪でスーツ規定違反によって失格となった種目で、リベンジのメダルを手にした。「1度ピリオドも打てた。もう1年続けたい」と意欲が出た。

大事な銅メダルはケースに入れて持ち運ぶ。「みなさんに触っていただきたいので」。この日もバッグの中から取り出して披露した。「結構ずっしりしてますよね」とほほ笑んだ。

新シーズンに向けた始動は5月末を予定している。例年は5月のGWごろにジャンプ練習を再開するが、五輪を終えてスポンサーへ感謝を伝えるあいさつ回りなどで忙しく、ずれ込む見込み。過去の五輪シーズン後も同じだったという。スケジュールは「書くと頭に入ってきやすいから、予定は(手書きの)手帳で見たい派」と、黒い表紙のコンパクトな手帳に書き込む。オフに入っている現在でも、朝のランニングは欠かさず続け、準備を進めている。【保坂果那】