【全文】りくりゅう、電撃引退「悔いはない」連名で「新しいことに2人で挑戦」日本ペア初の五輪金

2026ミラノ・コルティナ冬季五輪で金メダルを獲得した三浦璃来、木原龍一組(2026年2月撮影)

フィギュアスケートのペア「りくりゅう」こと三浦璃来(24)木原龍一(33)組(木下グループ)が、今季限りで現役引退することを17日、電撃発表した。互いのXを更新。連名で「この度、三浦璃来・木原龍一は今シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました」と表明した。

苦しい時期の競技継続を支えてくれた人たちに感謝し「困ったときには、いつもそばで手を差し伸べてくださる方々がいました。その一つ一つの支えが、私たちを強くし、ここまで歩んでくる原動力になりました」と記した上で「競技人生には区切りをつけますが、私たちはやり切ったという気持ちでいっぱいで、悔いはありません。これまでのすべてが誇りであり、大切な財産です」とつづった。

引退後は「これからもペアを、日本の皆様にもっと知っていただけるよう、新しいことに2人で挑戦していきます」とペア解消はなく、今後も2人で滑っていくことを約束した。

19年に結成。2022-23年シーズンには、国際スケート連盟(ISU)主催大会を全制覇する「年間グランドスラム」を日本勢で初めて達成した。今季はグランプリ(GP)ファイナルを3年ぶりに制覇。22年北京五輪の日本ペア初入賞7位に続く2度目の五輪となった2月のミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)では、ショートプログラム(SP)5位からフリーで6・90点差を逆転し、現行の採点制度となった06年トリノ大会以降では史上最大の下克上で念願の金メダルを獲得していた。

団体では2大会連続で銀メダルを獲得する原動力になっていた。

未定となっていた今後の去就については、直近のアイスショー「スターズ・オン・アイス(STARS ON ICE)」が開幕した3日、木原が「もう少し考えたい。まだ決まっていないというのが正直なところ」と話すにとどめていた。

 

【以下、発表全文】

この度、三浦璃来・木原龍一は今シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました。

チーム結成当初から応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

私たち「りくりゅう」は、たくさんの方々に支えていただきながら競技活動を続けてくることができました。

困ったときには、いつもそばで手を差し伸べてくださる方々がいました。

その一つ一つの支えが、私たちを強くし、ここまで歩んでくる原動力になりました。

また、木下グループ様をはじめ全てのスポンサーの皆様、そしてどんなときも寄り添い続けてくれた家族や友人にも心から感謝しています。

そして、これまで支えてくださったBrunoコーチ、コーチングチームの皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

いつも私たちを信じ、ポジティブに導いてくださり、ありがとうございました。

喜びや悔しさを皆様と分かち合いながら、共に歩んできた時間は、私たちにとってかけがえのない宝物です。

 

これまで経験してきたすべての出来事や出会い、そして応援してくださった皆様への感謝の気持ちは、これから先もずっと忘れません。

 

競技人生には区切りをつけますが、私たちはやり切ったという気持ちでいっぱいで、悔いはありません。これまでのすべてが誇りであり、大切な財産です。

これからもペアを、日本の皆様にもっと知っていただけるよう、新しいことに2人で挑戦していきます。

今後とも温かく見守っていただけたら嬉しいです。

長い間、本当にありがとうございました。

 

三浦璃来・木原龍一