フィギュアスケートのペアで2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)金メダルの「りくりゅう」こと三浦璃来(24)木原龍一(33)組(木下グループ)が17日、今季限りでの現役引退を電撃発表した。互いのX(旧ツイッター)を更新。連名で「この度、三浦璃来・木原龍一は今シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました」と表明した。
五輪から2カ月。なぜこの時期の発表となったのか。理由の1つに考えられるのが、来季の強化選手が例年4月下旬に発表されるためだ。
強化選手とは、日本連盟が前季の成績に基づいて、国際大会などでの活躍が期待される選手を選抜・指定した選手枠。
過去3年間は、25年が4月23日、24年が4月24日、23年が4月26日に発表されている。三浦、木原組は「ペア特別強化選手」に指定されており、来季の強化選手の公表前に進退を発表したものとみられる。
三浦、木原組は19年夏に結成。カナダ・オークビルを拠点とし、22年北京五輪では日本ペア史上最高に7位入賞を収めた。翌22-23年には国際スケート連盟(ISU)主要大会のGPファイナル、4大陸選手権、世界選手権を制覇。日本の全種目を通じて初めて「年間グランドスラム」を果たした。25年には世界選手権、GPファイナルでも2度目の優勝。今冬のミラノ五輪では、日本フィギュア界4例目となる金メダルを獲得した。