りくりゅう、愛子さまからペアならではの質問で歓談「しっかりされていて同い年とは…」三浦璃来

園遊会に出席したりくりゅうペアの三浦璃来と木原龍一(ロイター)

ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得したフィギュアスケートのペア「りくりゅう」三浦璃来、木原龍一組が17日朝、SNSで現役引退を発表した。同日午後、都内の赤坂御苑で園遊会に出席し、天皇、皇后両陛下と長女愛子さま、秋篠宮家次女の佳子さまと対面。「ゆくゆくは指導者」と語り、後進育成などの夢に突き進む意向を示した。

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衝撃の引退発表から約6時間後、りくりゅうの姿は赤坂御苑で開かれた春の園遊会にあった。木原は淡いグレーのはかま、三浦は薄いピンク色の振り袖姿。各界の要人が集った華やかな場で「五輪で金を取れて素晴らしい経験になった」と晴れやかな笑顔を見せた。

感謝の思いがあふれるひとときだった。主催した天皇、皇后両陛下から祝福されると「ありがとうございます」と丁寧に一礼。皇后さまからは、ミラノ五輪で三浦が口にした「今回は私がお姉さんでした」という言葉を引き合いに出され「今はお兄さん、お姉さんどっち?」と冗談めかして問いかけられ、知名度の沸騰を実感。なごやかな空気を楽しんだ。三浦が「普段は常に(木原選手が)お兄さんです」と笑うと「SP終了の時点で五輪が終わってしまった、と思ったんですけど、三浦選手が奮い立たせてくれてフリーで立ち直ることができた」と木原。互いへの思いがこぼれた。

両陛下の長女で、三浦と同い年の愛子さまとも歓談した。スロージャンプについて「自力で跳ぶ時と違いは?」「どのくらい距離が出ますか?」など、ペアならではの質問が相次ぐと、三浦は「すごくしっかりされていて同い年とは思えない」と苦笑い。「空中で怖くないんですか」との問いには「『落ちても僕が下で受け止める』と声をかけてもらっているので。信頼しているので怖さは全くありません」と、ほほ笑んだ。

秋篠宮家次女の佳子さまからは「『ハレルヤ』がとてもすてき」と打ち明けられる場面も。20年から22年北京五輪まで舞った思い出の演目を挙げられて「世界を目指せると思ったシーズンのプログラム」と2人とも感慨深げな様子だった。

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