【体操】V6橋本大輝ラスト逆転につなげた鉄棒は「落ちる感覚がない」「体の一部みたい」と自信

跳馬の演技を終えガッツポーズする橋本(撮影・滝沢徹郎)

<体操全日本個人総合選手権>◇19日◇男子決勝◇群馬・高崎アリーナ

東京五輪個人総合金メダルの橋本大輝(24=日本生命・セントラルスポーツ)が合計170・114点で史上2人目となる6連覇を達成した。

最終種目の鉄棒で15・000点の高得点をマークして、2位岡慎之助(22=徳洲会)に逆転勝ちした。

東京五輪の種目別を制した得意種目だが、今季はより自信を持って臨んでいる。「落ちる感覚がない」と好調を実感する。バーつかんだり、離したりする時に、しなって上下するタイミングにぴったり合わせられるようになったという。日本よりしなりやすい海外の鉄棒で練習を重ねて、コツを見つけた。そのため「鉄棒が体の一部みたいな感じはある」と話す。

08~17年に10連覇した内村航平さん以来の6年連続の日本一。「時代が違うし、ルールも変わったので」と比較はしない。ただ「緊迫する場面で堂々と演技ができるように、もっともっと自分自身成長したい」と、王者はさらなる高みを見据えた。【保坂果那】

○…パリ五輪王者の岡は逆転を許し、初優勝を逃した。3年連続の2位。ラスト1種目までトップに立つも、僅差で敗れた。高難度技の「ロペス」を演技した跳馬では、着地で片足がラインオーバーして減点された。結果について「悔しさもあるけど、(予選との)2日間やり切れたっていうのはすごい自信になった。前進はした。もうちょっとのところにいる。来年は勝てそうな感じがする」と、橋本の7連覇阻止へ、意欲を見せた。