フィギュアスケート男子で22年北京、26年ミラノ・コルティナ両五輪(オリンピック)銀メダルの鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)が24日、東京国際フォーラムで行われた世界獣医師会大会のスポンサーセッションに、所属先のオリエンタルバイオ渡邉和孝社長とともに登壇した。今月13日に自身のSNSで来シーズンの休養を発表して以降初めての公の場。自らの口で、改めて7月開幕の新シーズン欠場に至った理由などを明かした。
ジャケット姿で登場した鍵山はトークショーの終盤で、この件について問われると「北京オリンピックからの4年間、すごくいろんな経験をしていろんなことを感じて過ごしてきたので、1回立ち止まって自分と向き合う時間が欲しかったので、休養という形をとることにした」と説明。続けて、休養期間中にスケートの普及活動などを行う意向を示し、「新しい角度から見ていろんな魅力の発見をしていきたい。次に向けて準備期間っていう意味合いも含めて、この1年間はすごく大事に過ごしたい」と前向きな思いを語った。
渡邉社長は、この決断を「どうぞ、どうぞという感じ」と受け止めたと明かし「散々背負って戦ってきたわけですから」とねぎらった。その上で「やっぱり1つのことを追求してきたからこそ、見える視点って、失礼ですけど同じ角度だったかもしれない。違う角度から見ることによって気づきがあったり、どんなふうに考えたら良かったのかとかっていう思いもあると思うので、ますます磨きがかかって素晴らしいアスリートになられるんじゃないか」と、さらなる成長へエールを送っていた。【勝部晃多】