【フィギュア】りくりゅう、プロ転向へ「もっとペアを身近に」日本橋三越前でリフト披露

「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック・パラリンピック応援感謝パレード」 パレードでポーズをする三浦璃来(左)と木原龍一 (撮影・小島史椰)

ミラノ・コルティナ五輪・パラリンピックの日本選手団による「応援感謝パレード」が25日午前9時半、東京・日本橋でスタートした。

フィギュアスケートのペアで日本史上初の金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来(24)木原龍一(33)組が、エスコートキッズを先頭にゆっくり練り歩くと、沿道のファンからは大歓声を浴びた。三越前に設置されたお立ち台では、木原が三浦を持ち上げるペアの技のリフトを披露し、パレードを盛り上げた。フィニッシュエリアでも再びリフトを見せると、この日一番の声援が起こった。

パレード後の囲み取材では、木原は「もっと日本の皆さまにもペアを知ってもらいたいと思っている。今日がその入り口になったらいいなと思ってリフトをさせていただきました」と説明。三浦は「身長が小さいので、奥の方まで見ることができなかった。リフトをしてもらって、皆さまの目に映るかなという思いでリフトをしてもらった。皆さんに見ていただけてうれしい」と声を弾ませた。

2人は17日にSNSで現役引退を表明。今後について、プロ活動を始めることも明かした。木原は「詳しくはお話できない面も多い」としつつ「現役期間中は日本の皆様の前で演技をする機会が限られていた分、プロとして活動していきたいと思う。もっとペアを身近に感じてもらえるようにしたい」と説明。28日には引退会見を開催予定で「来週にはもう少し具体的なことをお話させていただけるかなと思います」と話すにとどめた。

りくりゅうは、ショートプログラム(SP)5位からフリーで6・90点差を大逆転で優勝した。3月の世界選手権は欠場した。SNSで現役引退を表明した際は「やり切ったという気持ちでいっぱいで、悔いはありません。これまでの全てが誇りであり、大切な財産です」と連名でつづっていた。

冬季大会後のパレードとしては初めての開催。日本オリンピック委員会(JOC)主催での初開催は12年ロンドン大会後に銀座で行われ、沿道に約50万人が詰めかけた。16年リオデジャネイロ大会後は銀座~日本橋に約80万人。21年東京大会後はコロナ禍で開催されなかったが、24年パリ大会後、8年ぶりに行われ、約1万人が集まった。

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