<バレーボール大同生命SVリーグ:SAGA久光3-2大阪M>◇女子プレーオフ決勝第1戦◇25日◇横浜BUNTAI
レギュラーシーズン(RS)2位のSAGA久光が、激闘の初戦をものにした。同4位の大阪Mをフルセットの末に3-2で下し、勝負の行方を左右する一戦を先取。準決勝でRS首位のNEC川崎を2戦連続ストレートで破った昨季王者を押し切り、SVリーグ2代目王座へ王手をかけた。
連続で2セットを落とし、迎えた最終第5セット。日本代表MB荒木彩花(24)に動揺はなかった。ベンチから中田久美監督に「相手は何もしていないよ」と声をかけられ、試合の流れを冷静に捉え直した。今季はこの試合前までフルセットで15戦13勝と抜群の勝率を誇り「焦りはなかったし、逆に勢いになった」。3連続失点で傾きかけた流れを自らの速攻で断ち切ると、11-9ではブロックで得点。迎えたマッチポイントでも最後はブロックで締めた。勝利の立役者となり、「初戦をとれて安心している」と胸をなで下ろした。
シーズン開幕前、代表から合流した際の面談で指揮官に誓った。「チームを勝たせられる選手になりたい」。この日はブロック5本を含む14得点。ゴーグルがトレードマークの185センチの大黒柱は攻守で存在感を放ち続ける。「詰めの甘さが出た部分もあるので切り替えを徹底したい」。真に勝たせる選手へ。26日の第2戦でその価値を証明する。【勝部晃多】