【フィギュア】5万人沸かせた!りくりゅう パレードでリフトを披露した理由…今後はプロ転向

ミラノ・コルティナ冬季五輪パラリンピックのTEAM JAPAN応援感謝パレードに臨む三浦璃来(左)と木原龍一(撮影・小沢裕)

ミラノ・コルティナ冬季五輪・パラリンピックの日本選手団による「応援感謝パレード」が25日、東京・日本橋で行われ、フィギュアスケートペアで金メダルの「りくりゅう」こと三浦璃来(24)木原龍一(33)組(木下グループ)らが参加した。17日に現役引退を表明した中、今後はプロスケーターとして活動することを明言。ペア普及への強い思いを口にした。

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やっぱり主役はりくりゅうだった。首から金メダルをさげた2人が現れると、沿道に詰めかけた約5万人から地響きのような歓声が上がった。木原が三浦を持ち上げるリフトを披露すると、その声はさらに大きさを増す。三浦は「泣きそうになった」と喜び、木原は「幸せな気持ち」と実感を込めた。

17日に現役引退を表明した中、今後について新たな報告もあった。それがプロスケーターへの転向。結成した19年からカナダを拠点としてきただけに、木原は「現役中は日本で演技を披露する機会が限られていた」と心残りがあった。詳細は28日の引退会見で語るとしたが「プロとして2人で頑張っていく。どんな形になるか分からないが、もっとペアを身近に感じていただけるようにしたい」と力を込めた。

この日沸かせたリフトにも、ペア普及への思いがにじむ。木原は「もっとペアを知ってもらいたい。今日がその入り口になったらいいなと思ってリフトをした」と説明した。ペアは男女2人1組で息を合わせることが求められる種目。身をもって体現することで、競技の魅力を発信した。

まずはプロとしての活動となるが、将来的には指導者転身も思い描く。ペアの裾野拡大へ、2人の歩みは続く。三浦は「次の世代へつなげていけるよう、長い時間がかかると思うが、頑張りたい」と見通しを語った。りくりゅうだけが示せる道がある。【藤塚大輔】

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