【バレー】SAGA久光V!中田久美監督「勝ったうれしさは3割…ほっとしている」大阪M下す

SAGA久光対大阪M 優勝を決めたSAGA久光中田久美ヘッドコーチ(右)は両手を挙げ、選手を迎え入れる(撮影・山本朝陽)

<バレーボール大同生命SVリーグ:SAGA久光3-0大阪M>◇女子プレーオフ決勝第2戦◇26日◇横浜BUNTAI

レギュラーシーズン(RS)2位のSAGA久光が、2代目王者に輝いた。フルセットで制した25日の初戦勝利に続き、昨季の覇者でRS4位の大阪Mに3-0(25-20、25-23、25-14)のストレート勝ち。元日本代表監督の中田久美監督(60)が9季ぶりに指揮を執った新体制1年目で、トップリーグでは21-22年シーズン以来4季ぶり9度目の優勝を果たした。

中田監督はコート上インタビューで「ホームで試合しているような感じ」と会場を見渡した。「勝ったうれしさは3割。一番はほっとしている」と率直な気持ちを明かした。

RS首位通過したNEC川崎と並ぶ36勝8位でプレーオフへ進んだが、開幕3連敗を喫するなど決して順風満帆ではなかった。準決勝からの4戦でフルセットは3戦。粘り強く戦った。「あくまでもチャレンジャー。受け身にならずに攻めていこうと。ここ数年悔しい思いを感じていたので、負けたくないと思っていた。練習もかなりしてきたし、彼女たちの汗と涙の結果」と胸を張り、「諦めないこと」がチームの強さと強調した。

次の目標を問われると「優勝しかないと思います」と早くも連覇を宣言。「また強くなった久光をお見せできれば」と意気込んでいた。

競り合いを制した。第1セットは18-19の劣勢から、日本代表MB荒木彩花のアタックなど4連続得点で逆転に成功。ここまで苦しんでいた代表アタッカーの北窓絢音のスパイクでセットポイントを握ると、最後は相手のスパイクアウトで先取した。

第2セットは中盤に荒木のサービスエースなど6連続得点で15-10と主導権を握りながらも、後半は一進一退の攻防に持ち込まれた。それでも終盤はOPサムディの連打でしのぎ、セットカウント連取に成功した。リベロ西村弥菜美のディグ(スパイクレシーブ)も光った。

第3セットは勢いそのまま。荒木の速攻や北窓のスパイクなどで序盤から大量リードを奪うと、13-8からの6連続得点で勝負あり。途中出場のMB井上未唯奈のブロードでマッチポイントを握ると、最後はサムディがダイレクトアタックで勝負を決めた。