卓球男子で五輪2大会連続出場の張本智和(22=トヨタ自動車)は27日、羽田空港で世界選手権団体戦(4月28日~5月10日、ロンドン)への出発前に取材に応じ「初めて金メダルを狙えるメンバーがそろった。ワクワクしている」と高揚感を漂わせた。
57年ぶりの世界一へ、18歳松島輝空(そら)とのダブルエースで臨む。4歳後輩の急成長に「かわいい後輩だったけど、卓球ではかわいげがなくなってきた」と苦笑い。さらに「1年前くらいまでは全部おごっていたが、最近は『いいです』と言われる」と変化も明かした。
「一番大きい」と頼りにする一方で、自身は「今までの気持ちで戦うことが大事。自分しかいない。2点しかない。その気持ちを今持つことができれば、最強のチームになれる」と心に留める。あえて「1人エース」のつもりで挑むことで、松島の存在がより生きるという。
「もちろん頼もしいことに間違いはない。3点の計算もしやすくなりました。それはあくまで僕が今までと同じ働きをするからこそ(生きる)」
頼りきらず、自分が引っ張る覚悟を胸に、金メダルへの道のりに挑む。