2016年リオデジャネイロオリンピック(五輪)の競泳女子代表で、昨春TBSに入社した今井月さん(25)が11日放送予定の報道番組「Nスタ」で初のディレクターを務めた。密着取材したのは幼少期から切磋琢磨してきた同学年のライバルで3大会連続五輪代表の池江璃花子(25)。
池江の休日のひとときに密着。取材場所は現役時代、ともに通った都内のレストラン「bills」。入店からすぐにトークは盛り上がり「恋愛とか聞いてもいいの?」「えー、話せる範囲でね」と「恋バナ」にも及んだ。
7年前、白血病で闘病中の池江の病室を頻繁に訪れた。大病を乗り越えられた理由について聞くと、池江は「とにかく笑っていた」と振り返った。
その後、2人は千葉県こども病院を訪問。白血病と闘う中学生を励ます場面もあった。過酷な闘病生活を経験した池江しか紡げない言葉もあり、病気と闘うすべての人、今を生きるすべての人へのエールとなる内容になっている。
池江のコメント
「今回は貴重な機会をいただき、自身のこれまでの経験とも重なり、自分が生きている意味や、頑張る意義を改めて思い出す一日となりました。アスリートである以上、どうしても結果に意識が向いてしまい、結果が出ないと思い悩んで『自分はダメだな』と落ち込むこともありますが、競技結果だけではなく、私が元気に泳いでいる姿をみるだけで喜んでくださる方がいるのだということに気が付きました。この日の経験を忘れず、自分が生きていること、そして競技に出ることで喜んでくれる人がいるのだということを、心に刻みたいと思います。今後はアジア大会のような大舞台はもちろんですが、国内の様々な試合でも皆さんにきちんとかっこいい姿をお見せしたいです。そして、インタビューでは笑顔で『頑張った』と胸を張って言えるような成績を、今年、来年、再来年とこれからも継続して出していきたいと思います」
今井さんのコメント
「今回、トップアスリートとメディアの一員という立場で初めて一緒に仕事をしました。『お互い大人になったね』と感じる部分もありつつ、カメラの前でもいつもと変わらない、等身大の休日を一緒に過ごすことができました。昔の思い出話で盛り上がったり、これまでの闘病生活についてじっくり振り返ったり…。また、病院での取材では、池江選手が自ら進んで闘病中の親子に声をかけたり、先生のお話を熱心に聞いたりする姿を間近で見ることができました。改めて彼女の人間としての強さや温かさを間近で見ることができました。改めて彼女の人間としての強さや温かさを間近で見ることができ、このような素晴らしい取材ができたことを本当に光栄に思います。一人の友人として、池江選手の今の姿をたくさんの方に見ていただきたいと思いました」