【体操】岡慎之助「NHK杯は僕のもんだぞ」王者の意地で逆転3連覇、橋本大輝との一騎打ち制す

体操NHK杯男子2日目、優勝を決めガッツポーズする岡慎之助(撮影・小島史椰)

<体操NHK杯>◇17日◇男子個人総合◇東京体育館

24年パリ五輪3冠の岡慎之助(22=徳洲会)が合計341・362点で史上8人目となる3連覇を達成した。15日の1回目では2位だったが、逆転優勝した。2位の橋本大輝(24=日本生命・セントラルスポーツ)とともに9月の愛知・名古屋アジア大会と10月の世界選手権(オランダ)の代表に決定した。

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「N(NHK)杯は僕のもんだぞ」。3連覇がかかっていた岡には王者の意地があった。4月の全日本選手権で6連覇を達成した橋本との一騎打ち。開始前時点で1・181点差を追う立場だった。ラスト鉄棒、E難度の伸身ルドルフの着地で耐え切った。橋本の結果を待ち、点差をひっくり返して頂点に。「うれしいし、ほっとしている。ギリギリの戦いだったけど、最後まで諦めなかったのでつかみ取れた」と喜んだ。

諦めない姿勢は、3個の金メダルを獲得したパリ五輪での経験が生きている。団体では5種目目終了時点で中国と3点差以上離されていたが、巻き返した。「また実現した。諦めなかったら大丈夫」。さらに自信をつけた。

初出場だった昨年の世界選手権ではミスが出て個人総合5位だった。「リベンジを果たしたい。団体戦でも種目別でも金メダルを目標に」と誓った。【保坂果那】