【バレー】石川祐希、イタリアでの全日程を終えて帰国 4冠達成も「複雑なシーズンだった」

羽田空港に帰国し、取材に応じる石川祐希

バレーボール男子で日本代表主将を務める石川祐希(30)が21日、イタリア通算11季目のシーズンの全日程を終え、羽田空港に帰国した。

ペルージャ2季目の今季は、トレビゾ時代の加藤陽一以来23季ぶりに日本人男子2人目のスクデットを獲得(リーグ優勝)。昨年12月の世界クラブ選手権、3月のスーパー杯、今月の欧州チャンピオンズリーグを合わせ、4冠を達成した。一方で、右ひざのけがに苦しめられたこともあり、出場機会は激減。17-18年シーズン以来8年ぶりに総合得点100点台にとどまるなど個人成績では不本意な結果に終わり、「非常に複雑なシーズンだった。メダルを4つ取ることができたことはうれしいが、あまり試合に絡むことができなかったので悔しい」と率直な思いを口にした。

来季は2年間過ごしたペルージャを離れ、トルコリーグへ移籍する見込み。「勝ち続けるためには練習が全てだと、ペルージャに所属しなければ一生わからなかったことも学べた。この経験がこれから必ず生きると思う」と収穫を口にした。

今月末に代表に合流予定。6月に開幕するネーションズリーグ(VNL)を経て、優勝で28年ロサンゼルス五輪の出場権を得られるアジア選手権(9月、福岡)に挑む。「いいチームをつくっていけたら」。世界最高峰リーグで培ってきた経験を、惜しみなく還元していく。