<アーティスティックスイミング(AS)日本選手権>◇最終日◇24日◇東京アクアティクスセンター◇女子デュエットフリールーティン(FR)、混合デュエットFR、チームFR
AS日本代表が、始まりの地ロサンゼルスで復活を目指す。
11年ぶりに出場した日本チームは最終日の2種目を合わせ出場全種目に優勝。日本トップの演技を3日間、日本の観客に披露した。地元で勢いに乗って今秋の愛知・名古屋アジア大会、そして1984年に初めてシンクロナイズドスイミングとして競技が行われたロサンゼルスで行われる28年五輪に向かう。
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3日間を泳ぎ抜いた日本代表の選手たちは、充実の表情をみせた。11年ぶりの日本選手権、佐藤友花主将は「日本の皆さんの前で演技ができて、濃い3日間を過ごすことができました」と感謝した。スタンドに手を振る選手たちに声援が降り注がれた。
地元の声援に力をもらい、日本は次への戦いに挑む。6月にはカナダでW杯スーパーファイナルが行われ、9月にはアジア大会が控える。エース比嘉は「課題がたくさん見つかったので、ブラッシュアップしていきたい」と意欲的に話した。
28年五輪が行われるロサンゼルスは始まりの地。まだ女子のメダリストが少なかった時代に銅メダル2個を獲得。それが、日本で競技が知られ、ブームにまでなった。その後、日本は常にメダルを取り続けてきたが、21年の東京五輪からは消滅。再びメダルに挑むのが、ロスだ。
現状は厳しく、山田智子AS委員長も「まずは出場権を獲得することが大事」と慎重だ。それでも、選手たちは「メダルがとりたい」と声をそろえる。3日間を終えて、佐藤主将は「力強く生まれ変わった日本をアピールしたい」と大きな目標に向けて話した。
◆デュエットFR (1)比嘉もえ・佐藤友花(日本)287・3713(2)奈良しえり・延武久遠(金沢SC小立野教場)251・4461(3)小山采花・田辺珠鈴(井村ASC)
◆混合デュエットFR (1)横山正・西垣奈那子(YT・ASC)186・5242(2)前田碧泉・井手清士郎181・3257(3)古内廉万・近藤ソフィア(クラブピア88)
◆チームFR (1)日本(比嘉、佐藤、小林、島田、藤井、川瀬、相高、石井)267・2258(2)井村ASC(熊谷、額田、小山、田辺、田所、井手、青木、秦)220・0467(3)アテナアクアメイツA(加藤、牧田、深井、桑原、鹿住、深井、大塚、中山)211・0751
〈主催〉日本水泳連盟〈主管〉東京都水泳協会〈後援〉日刊スポーツホールディングスほか〈特別協賛〉ヤクルト本社〈協力〉鈴乃屋