バレーボール日本代表の佐藤駿一郎容疑者が5月28日に麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕された件について、日本協会は4日、公式ホームページでロラン・ティリ監督(62)の声明を発表した。「男子日本代表 今シーズンの活動へ向けて」と題したページ内で「誠に遺憾です」などとコメントした。全文は以下の通り。
「まず初めに、このたび日本代表チームの関係者が逮捕される事案が発生したことは誠に遺憾です。我々は代表活動でファンの皆様にご理解をいただけるように強化の歩みを進めて参ります。
今シーズンは非常に過密なスケジュールとなりますが、最大の目標は、ロサンゼルス2028オリンピック出場権獲得へ繋がる2026男子アジア選手権大会で優勝し、金メダルを獲得することです。アジア選手権をこの夏の日本代表にとって最も重要な大会として位置づけています。また、ネーションズリーグは世界ランキングを維持、向上させる上で非常に重要な大会であり、アジア選手権へ向けた準備の場としても大きな意味を持っています。ネーションズリーグでは表彰台を目標に戦います。さらに、夏の締めくくりとなる第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)でも、最高のチームで金メダル獲得を目指します。
今年は年齢ではなく、パフォーマンスを最も重要な基準として選考を行いました。安定感と突出した力を兼ね備えた選手たちとともに、この夏の挑戦に全力で臨みます」
石川祐希主将も日本協会を通じてコメントを発表。「日本代表チームの関係者が逮捕される事案が発生し、キャプテンとして非常に重く受け止めております」「もう一度皆さんに応援していただけるチームを改めて作っていきます」などと声明を出した。
佐藤容疑者は都内のパチンコ店で乾燥大麻を所持したとして、警視庁が麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕。日本代表の合宿中に板橋区のパチンコ店を訪れ、置き忘れたバッグの中から発見された。佐藤容疑者は身長205センチの高さが武器の26歳。次世代の主力として期待されていた。
日本男子は10日から臨沂(中国)でネーションズリーグ(VNL)第1週に臨む。