【全仏オープン】小田凱人が国枝慎吾に並ぶV4「10連覇、20連覇と」ナダル超え目指す

テニスの全仏オープン車いすの部は6日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第1シードの20歳、小田凱人(東海理化)が第2シードのアルフィー・ヒューエット(英国)を6-3、6-3で破り、国枝慎吾に並んで同種目最多の4連覇を達成した。四大大会は5連勝、通算9勝目とした。

女子シングルスは第4シードのディーデ・デフロート(オランダ)が優勝した。

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勝利が決まると、激しく両拳を突き上げた。車いすの部男子シングルスの小田は3、4月に2連敗していたライバルのヒューエットとの頂上決戦で、持ち前の攻めの姿勢を貫いた。「日本の国旗もたくさん見えて、まるでホームのような気分で試合ができた。気分がすごくいい感じ」と悦に入った。

赤土は「自分の空間に来た」と豪語するほど絶対的な自信がある。第1セットはブレークした直後の4-3の第8ゲーム、0-40の窮地から強気なショットやサービスエースでキープした。第2セットも取り、ストレートで完勝した。

20歳になって初めての四大大会だが「危なっかしいところもないと、試合に勝てなくなると思う。ずっと子どもでいたい」と独自の価値観を口にする。昨年は10連覇を宣言し、今年は「ナダル(スペイン)超えを目指したい」と健常者の男子で14度制覇の元名選手の記録を見据えた。勢いが止まらない規格外の若武者は「10連覇、20連覇といくつもりで頑張ってやっている。もっと成長したい」と力強かった。