【バレー】西田有志「やるべきことやるだけ」1年間の代表休養経てフル回転の覚悟

羽田空港で取材に応じるバレーボール男子日本代表の西田有志

10日に中国・臨沂などで開幕するバレーボール男子のネーションズリーグ(VNL)第1週に向け、日本代表メンバーが7日、羽田空港から出発した。

得点源のオポジット西田有志(26)が、出国前に取材対応。昨季は登録メンバーに入りながらも「1年後にチームの力になれるように準備する期間」と位置づけ、試合出場はなかったが、28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)出場権獲得を目指す今季は開幕からフル回転の覚悟。「やるべきことをやるだけ。チームが勝つ姿を届けたい」と意気込みを語った。

チームは5月末に始動したばかり。細かい戦術面の確認などは今後さらに詰めていく段階だというが、練習は「非常にクオリティーが高い」と手応えを口にした。昨季の代表休養期間は個人トレーニングに励み、「高さ」を重点的に強化。「海外選手に比べても断然1歩目のスピードが違う。ディフェンスでもチームに貢献できれば」と自信をのぞかせた。

今季は国際ルールの変更で、アタックコンタクトが厳格化された。極めて接触時間の短いフェイントのみが認められ、方向転換を伴うものや両手でのアタック、プッシュなどは全面的に反則となる。西田は「日本の強みのプレーが止められてしまう」と危機感も。それでも「試合でやっていくしかない。勝負したところで点数が取れるようにできれば」と前向きに話した。

今季最大の目標は、9月に福岡で開催されるアジア選手権。優勝すれば五輪出場権を本大会2年前に獲得できる。約1カ月にわたって各国を転戦するVNLは、その大舞台に向けた試金石。「表彰台に立つことが目標。失敗や変化にネガティブにならずにやっていきたい」と気持ちを高めた。

世界ランキング7位の日本は、日本時間10日午後9時から初戦でウクライナ(同18位)と対戦する。