<スーパー耐久第3戦・富士24時間レース>◇決勝◇7日◇静岡・富士スピードウェイ
総合優勝はTKRI松永建設AMG GT3となったが、11クラス62台が参戦する中、唯一のアメ車で挑んだBRP★HOJUST MUSTANG DHRが雨の中、55位でチェッカーを受けて完走した。
課題だったトランスミッションは問題なかったが、駆動系のデフにトラブルが発生した。フォード・マスタング・ダークホースRは開始7時間過ぎ、壊れる手前でピットイン。マシンを休め、残り20分に再びコースインして目標にしていた24時間を迎えた。
最終周回でチェッカーを受けた車両の中で、各クラスの走行周回数が優勝車両の70%に達した車だけが完走となる。参加車両で最重量の1700キロだが5000CCのV8エンジンで500馬力を誇るモンスターマシンも条件をクリア。24時間フル走行は厳しかったが、実質今季から設けられたアメ車のクラスST-USAに唯一挑んだチームにクラス優勝の栄誉が与えられた。
星条旗のデザインされたマシンの最後のハンドルを握った奥村浩一代表(50)は「いい経験ができた。まだまだ開発中で、ここまで走れるとは思わなかった。シーズンを通して強い車にして、次に速さを目指したい」と言った。そして、こう付け加えた。「来年もやりますよ。継続していきます」。1年後のレースには、強くて速いマシンとして帰ってくる。