【カーリング】新生ロコ・ソラーレが日本選手権初戦を快勝 藤沢五月「本当に右肩上がり」

カーリング日本選手権 女子予選GRANDIR対ロコ・ソラーレ 勝利し喜び合うロコ・ソラーレ小穴桃里(右端)ら(撮影・垰建太)

<カーリング:日本選手権>◇7日◇女子1次リーグ◇横浜BUNTAI

五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが新体制での国内初戦を白星で飾った。関東ブロック代表のグランディールに9-2で快勝。第6エンド(E)に4得点を奪って主導権を握ると、第7Eでも加点し、相手のコンシードを呼び込んだ。3年ぶり5度目の優勝へ向けて好発進した。

試合後、スキップ藤沢五月(35)は、開口一番「アイスがすごかったな、という感想です」。公式練習時とは大きく異なる氷の状態に苦戦。雨の影響で湿度が高く、「対戦相手というより、いかにアイスを制するかという試合だった」と振り返った。それでも「ピンチもある中で我慢して、チャンスをつかみ取って4点取れたのはすごく良かった」と手応えを口にした。

難しいコンディションの中で光ったのがチームの対応力だった。藤沢はリードの吉田夕梨花について「今まで投げたことのない速さで投げなきゃいけなかった。それを投げ切れているのはすごい」と称賛。「みんなが状況を共有してコミットできた。経験値が生きた試合だった」と振り返った。

今大会は3月末で退団したサードの吉田知那美に代わり、世界選手権に続いて小穴桃里が出場。世界選手権後は韓国での合宿などを通じて連係を深めてきたといい、「本当に右肩上がりでこの大会に臨めている」と語った。

小穴の存在はプレー面だけでなくチームの雰囲気にも好影響を与えている。「ミスをしてもネガティブに捉えず、一つのアイスの情報として前向きに声をかけてくれる。常に前向きにさせてもらえている」と感謝。さらに「石が込み合った場面では『どう思う?』と相談すると教えてくれる。助けられている部分がすごく多い」と信頼感を口にした。

3年ぶりの奪還への思いも強い。快勝スタートを切り、「楽しむことを軸に持ちつつ、その中でしっかり勝つ部分も極めていきたい」ときっぱり。ロコ・ソラーレらしさを大切にしながら、1週間を熱く戦い抜く。

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