テニスの全仏オープン第14日は6日、パリのローランギャロスで女子シングルス決勝が行われ、第8シードでロシア出身の19歳、ミラ・アンドレエワが予選を突破した世界ランキング114位のマヤ・フファリンスカ(ポーランド)に6―3、6―2で快勝し、四大大会初制覇を果たした。
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トップ選手が実力拮抗の女子シングルスで、新時代の息吹を感じさせた。アンドレエワがウィンブルドン選手権元女王のコンチタ・マルティネスさんをコーチに迎え、約2年。親子のような絆で、10代にして四大大会のタイトルを手中にし「彼女とトロフィーを分かち合えて本当に特別」と笑みを振りまいた。
最近では希少な技巧派のフファリンスカ対策として、同コーチは「攻撃的でありつつも忍耐強く。バランスが重要だった」と明かした。スライスならスライス、ロブならロブで返す。先に根負けさせ、第1セットの2-3から9ゲーム連取するなど圧倒した。
「天才少女」として注目を集めてきたが、練習では気分の浮き沈みが激しく、助言を聞き入れないこともあったという。コーチの辛抱強く正しい方向への指導を、飛躍につなげた。
「可能性は無限大」と同コーチ。本人は「四大大会制覇の感覚は中毒性がある気がする。もう一度、体験するためにベストを尽くしたい」と早くもコーチが制した次戦のウィンブルドンを見据えた。