【カーリング】“新戦力”小穴桃里「お姉さんたちの有名加減も感じてる」ロコ・ソラーレ白星発進

カーリング日本選手権 女子予選GRANDIR対ロコ・ソラーレ 第7エンド、指示を出す小穴桃里(撮影・垰建太)

<カーリング:日本選手権>◇7日◇女子1次リーグ◇横浜BUNTAI

五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが新体制初戦を白星で飾った。関東ブロック代表のグランディールに9-2で快勝。第6エンド(E)に4得点を奪って主導権を握ると、第7Eでも加点し、相手のコンシードを呼び込んだ。3年ぶり5度目の優勝へ向けて好発進した。3月末で退団した吉田知那美に代わってサードを務める小穴桃里も勝利に貢献し、「考えることがたくさんある試合だった。試合に対して何ができるかを一つ一つやっていたら終わっていた感じ」と汗を拭った。

3月の世界選手権では限られた準備期間で臨んだが、その後は合宿を重ねて連係を深めてきた。「世界選手権では合わせながらショットを決めていく形だったけれど、その後は投げ方やショットへのアプローチをチームで話しながら進めてきた。今日の試合でもそれができたと思う」と手応えを口にした。

日本屈指の人気チームの一員として迎えた国内初戦。会場を埋めた観衆にも驚きを隠さなかった。「世界選手権でも満員のお客さんの前でプレーしたけど、日本でこの光景が見られるのは本当に素晴らしいこと。お姉さんたちの有名加減も感じています」と白い歯を見せた。

チームに同行して約3カ月。ロコ・ソラーレの強さも改めて実感している。「私が経験してきたカーリングとは全然違うものを持っている。学ぶこともたくさんあるし、みんな引き出しが多いので助けてもらっています」。特にスキップ藤沢五月への信頼は厚い。かつては立ちはだかった存在だったが、「対戦していた時はなかなか勝てなくて、強い相手だと思っていた。でも味方でこんなに頼もしいことはない。やっていて本当に楽しいです」と目を輝かせた。

競技面だけではなく、チームの雰囲気にもすっかり溶け込んでいる。「私たちは笑っているか爆笑しているかのどちらか。日常生活から本当に面白い毎日です」。合宿中にはバーベキューで15合の米をほぼ食べ切ったというエピソードも披露。「今度は逆に日本選手権にお米を持ってくるのを忘れちゃった」と、持ち前の明るさで場を和ませていた。

【カーリング】ロコ・ソラーレが初戦大勝 9-2コンシードで決着 日本選手権/ライブ詳細