バドミントンのシンガポール・オープンとインドネシア・オープンを終えた日本代表が8日、東京・羽田空港に帰国した。
2024年パリ・オリンピック(五輪)メダリストで昨年9月にペアを結成した女子ダブルスの志田千陽(29=東京都協会)、五十嵐(旧姓東野)有紗(29=BIPROGY)組は5月末まで行われたシンガポールでベスト4。続くインドネシアは、香港選手ペアに2-1の初戦敗退だった。
結成後、昨年末の全日本総合選手権を制してからまもなく半年。4強入りしたシンガポール大会を振り返った志田は「自分たちに今までにないようなローテーションで決まる部分があったりとかは良かった」と語る。
2人で積極的に相手に圧力をかけるシーンもあったという。
駆け引きや狙い球を決めきれない課題は残っているが、五十嵐も「レシーブからでも攻めの姿勢でプレーするところが出ていた。そこはいい形がもう1個できた」と手応えを口にする。
2人で挑む次戦は7月のジャパン・オープン(東京体育館)。結成からまだ1年もたっていないが、志田は「研究もされますし、まだまだな部分がちょっと多い」と現状に満足はしていない。
現状、9月の愛知・名古屋アジア大会代表候補からは外れているが、今シーズンに求めるのは「結果」の2文字だ。2人はそう口をそろえた。
現在の世界ランキングは日本勢3番手の12位。同トップで5位の福島由紀、松本麻佑組はインドネシアを制した。
躍進するライバルたちを追いかける展開に志田は「本当に一つ一つだと思うので、あまり重くなりすぎず、今は楽しむことが大事」。五十嵐は「今シーズンは(世界)ランキングで8位以内に入ることを目標にやっていけたら」と高みを見据えた。【泉光太郎】