盗撮容疑で逮捕、日本ライフル射撃協会の強化委員を解任「組織としての責任」橋本聖子会長が謝罪

橋本聖子氏(2025年9月)

日本ライフル射撃協会は25日、選手強化委員会でライフル種目を担当する男性部会員が盗撮行為の容疑で20日に逮捕されていたと発表した。24日付で「本会関係者の逮捕事案に関するご報告とお詫び」と題した書面を展開。協会は23日に事実を確認し、同日付で解任した。昨年7月1日から同職にあったが、わずか1年弱で問題が起きたという。

文書によると、男性は19日の午後8時30分ごろ、神奈川県内の宿泊ホテル客室で盗撮行為を行った疑いがある。同日から21日まで神奈川・伊勢原射撃場で行われた東日本選手権に所属企業のコーチとして参加していた。個人的な商業活動を行っていた過程で発生したもの、と認識しているという。

協会会長は、日本オリンピック委員会(JOC)の会長も務める橋本聖子氏。「このたび、本会関係者による重大な事案が発生し、被害に遭われた方に対し、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

続けて「安全であるべき環境の中で、このような行為により安心が損なわれ、その尊厳を傷つける結果となったことを、極めて重く受け止めております。本件は、選手強化に関わる立場の者により競技会に関連する場面で発生したものであり、個人の問題にとどまらず、組織としての責任を真摯に認識しております。被害に遭われた方への丁寧な対応を最優先としつつ、事実関係の把握と必要な対応を進め、再発防止に取り組んでまいります。スポーツの現場における安心と信頼を守るため、責任を持って取り組んでまいります」と陳謝のコメントを出した。