<ラグビーネーションズ選手権:日本27-10イタリア>◇4日◇第1戦◇東京・秩父宮ラグビー場
世界ランク12位の日本がネーションズ選手権初戦に臨み、27-10で同10位のイタリアを撃破した。
これまで直接対決で2勝8敗と大きく負け越していたが、連敗を「3」で止め、18年6月(34○17)以来の勝利。暴言によって指揮を外れたエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)に代わって、ニール・ハットリー・コーチングコーディネーターがHC代行を務める中、格上相手に殊勲の勝利を収めた。
日本は主将のLOワーナー・ディアンズ(24=ハリケーンズ)やフランス帰りのSH斎藤直人(28=東京SG)らに加え、SOには代表初キャップとなる伊藤龍之介(21=明治大)が起用された。
前半5分に相手のトライなどで7点をリードされるが、同11分にディアンズのトライ、FB松永拓朗(27=BL東京)のゴールで同点に追いついた。同17分には松永がトライに成功。その後もリードを保ち、前半を17-10で折り返した。
後半開始早々には敵陣深くに攻め込み、16フェーズを重ねた末にFLベン・ガンター(28=埼玉)がトライ。松永がこの日3つ目のゴールを決め、リードを24-10に広げた。
後半12分にはFL下川甲嗣(27=東京SG)に代わり、W杯通算15試合出場のリーチ・マイケル(37=BL東京)を投入。会場は盛り上がりを見せた。最後まで集中が切れず、後半は無失点と抑え込んだ。
来年10月開催のW杯オーストラリア大会へ向け、今大会は若手のアピールの場も兼ねている。次戦は11日に世界ランキング3位のアイルランド(イギリス・ニューカッスル)との第2戦に臨む。
◆ネーションズ選手権 2年に1度開催される新設の国際大会。強豪12カ国が北半球と南半休の対抗戦形式で争う。世界ランキング12位の日本は南半球グループに属し、7月にホームと中立地でイタリア、アイルランド、フランス、11月に敵地でウェールズ、イングランド、スコットランドと対戦。その後、順位決定戦を行う。将来的には2部大会との昇降格が採用される予定。