【ウィンブルドン】大坂なおみ初8強「楽しめた」平常心保ち世界1位サバレンカをストレート撃破

テニス ウィンブルドン選手権〈第7日〉◇5日◇ロンドン郊外オールイングランド・クラブ◇男女シングルス4回戦ほか

女子は、第14シードの大坂なおみ(28=フリー)が第1シードでベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカ(28)に6-2、7-6でストレート勝ちし、初の準々決勝進出を決めた。日本女子では伊達公子、杉山愛に続き3人目の8強。次戦は第10シードのカロリナ・ムホバ(チェコ)と対戦する。男子は、予選突破した世界ランキング151位の望月慎太郎(23=木下グループ)が前回覇者で第1シードのヤニク・シナー(イタリア)に善戦も3-6、6-7、3-6で敗れた。

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大観衆が詰めかけた「聖地」のセンターコートで、世界ランキング1位に1度もブレークを許さない会心の勝利を収めた。大坂は全てストレートで勝ち上がり「これほどプレーを楽しめたのは久しぶり。それをウィンブルドンで味わえたことは特別な意味がある」と充実感たっぷりに語った。

対サバレンカは全仏オープンを含め、今季3戦3敗だった。「クレーコートでは押し込まれていたので、先に自分が押し込もうと思った」。出だしから持ち前の強烈なサーブに加え、ベースライン深くへのストロークで圧倒。昨季まで苦戦していた芝で躍動して、あっさりセットを先取した。

第2セットでは精神面の成長ものぞかせた。「コーチから『スコアは気にするな』と言われ、1ポイントずつ戦うことだけを考えた」と目の前に集中。凡ミスを重ね、いら立つ相手を尻目に競り合いでも平常心を保ち、タイブレークを制した。

準々決勝は、途中棄権した前哨戦の決勝の相手、ムホバとの再戦。優勝候補に躍り出た中で「周りの雑音を遮断するのは得意。自分ができることだけに集中する」と静かに闘志をかき立てた。

▼サバレンカ(同じ28歳の大阪に脱帽)「力に圧倒された。信じられないほど素晴らしいレベルのプレーだった。お酒でも飲んで、テニスを忘れたい」