バドミントン女子ダブルスの「フクマツペア」こと福島由紀(33=岐阜Bluvic)松本麻佑(30=ほねごり)組が10日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで調整し、ジャパン・オープン(14~19日、東京体育館)へ意気込んだ。
世界バドミントン連盟(BWF)のワールドツアーで最上位に格付けされるスーパー1000の6月のインドネシア・オープンでは世界ランク1位の中国ペアに勝って優勝した。
国内開催となる世界ツアー同種目では2024年パリ・オリンピック(五輪)メダリストで昨年9月にペアを結成した女子ダブルスの志田千陽(東京都協会)、五十嵐(旧姓東野)有紗(BIPROGY)組を含め、日本勢8組が参戦する。
前回は1回戦敗退に終わったが、今回は初戦の米国ペアに勝てば、2回戦以降は日本人対決の可能性も出てくる。
松本は「勝ち上がっていけば全日本総合みたいな形になってしまうけど、世界の舞台で日本が通用するところを証明できれば」。
福島は「どう戦っていくかを自分たちにフォーカスして、まわりを気にせず、自分らに集中してやっていければいい」と話した。
24年秋に結成して2年目。2学年差の2人は、前ペアで五輪の出場経験がある実力者だ。
福島は広田彩花とのペアで東京大会、松本は永原和可那とのペアで東京大会とパリ大会で躍動した。
ともにパリ五輪後にペアを解消し、新コンビを結成した。
互いの戦術理解や細かなコミュニケーションを図りながら、成熟度を高めてきた。
今大会の会場はこれまでの大会とはシャトルが跳びにくい傾向という。
松本は「攻守ともに去年とは違ったコンビネーションができるところを見せたい」と意気込む。
一方、広田と優勝経験のある福島は「“松本バズーカ”みたいなスマッシュを見せたかったけど、ジャパンオープンの体育館は羽が跳びにくい。ラリーは長くなるけど、我慢しながら、お互いに攻めの展開をつくりたい」と8年ぶりの栄冠へ力を込めた。