日本オリンピック委員会(JOC)の橋本聖子会長(61)が16日、都内で会見に出席し、冬季五輪招致に向けて「2038年と言いますと、今スイスが(開催の)優先権を持っているので、動向をしっかりと見ながら、何が日本でこれからできるのか考えていきたい」と、現時点で有力候補地のスイスの行方を見守る姿勢を見せた。
会長就任から1年がたった。就任時から掲げる、将来的な五輪招致への思いは変わらない。「私としては最大の大会である五輪・パラリンピックの開催を目標にするのは当たり前だと思っている」と前進するつもりだ。
2月のミラノ・コルティナ五輪が分散開催だったことは、日本国内において機運醸成の「追い風になっている」と感じている。「それぞれの自治体が我が町がここが強み、得意競技なんだというのがある。そういう得意な競技を受け入れて、オールジャパンで五輪・パラリンピックというのも魅力あると、個別に言ってもらうことが最近多い」という。
ただ「招致活動に入ることはものすごくエネルギーのいること」と理解する。「市民、県民、自治会一体となって、オリンピック開催に向けての熱量がもっと盛り上がっていくこと、ありがたいなと思う」と話した。