【スーパーフォーミュラ】第3戦はフラガが優勝「またシャンパンを飲めないのが悔しい」

優勝したイゴール・オオムラ・フラガはガッツポーズ(JRP提供)

<スーパーフォーミュラ第3戦>◇決勝◇19日◇静岡・富士スピードウェイ

9番手スタートのイゴール・オオムラ・フラガ(27=PONOS NAKAJIMA RACING)が2度の再スタートのあった波乱のレースを制して通算2勝目を挙げた。

初優勝は昨年の第10戦(11月・鈴鹿)で、今回も悪天候の順延による代替レースだった。2位は野尻智紀(36=TEAM MUGEN AUTOBACS)、3位には坪井翔(31=VANTELIN TEAM TOM'S)が入った。総合順位トップの太田格之進(27=DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は3位でゴールしたが、グリッド上での路面改変行為による10秒ペナルティーがあり8位となった。

またフラガがスプリントの代替レースで勝った。午前の決勝も同じ。表彰台には上がったが「午後にもレースがあるのでまたシャンパンを飲めないのが悔しいですけど、めちゃくちゃうれしいです」と笑わせた。

スタート直後の第1コーナーで岩佐がクラッシュし、いきなりセーフティーカーが入った。4位まで順位を上げていたフラガはタイヤを温めてチャンスを待った。10周目、やっと再スタートが切られると一気に加速してインに飛び込んだ。トップの太田、2番手の阪口がオーバーランするのを尻目に、3番手の野尻もかわしてトップに浮上した。

決勝25周中、約半分の12周でセーフティーカーが入る難しいレース。「リスタートに集中していた。午後のレースを狙えたら良かったなと思って挑んでいて、全てが本当にうまくいった」。金沢市出身でブラジル育ちの日系3世。滑らかな日本語で喜んだ。