【バレー】なぜ日本は史上初の1次リーグ全勝できたのか ティリ監督が挙げたベテラン選手とは

日本対アルゼンチン 第1セット、選手に指示を出すロラン・ティリ監督(撮影・前田充)

<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本3-0アルゼンチン>◇19日◇男子1次リーグ◇最終戦◇Asueアリーナ大阪

世界ランキング4位の日本が、同14位で東京五輪銅メダルのアルゼンチンを3-0のストレートで下し、史上初となる1次リーグ全勝を達成した。開幕から無傷の12連勝で、男女を通じた日本勢最長のVNL連勝記録をさらに更新した。

今大会はポーランドや米国、フランスを破り、大阪大会では世界選手権2連覇中のイタリアにもフルセット勝ち。主力以外の選手を含めた総力戦を制し、無傷の連勝を伸ばしてきた。

フランス出身のロラン・ティリ監督(62)は快進撃の要因について「12連勝できた一番の要因は、全員が同じ方向を向いていたこと。一つ一つの試合を成長の過程、成長の証として、みんなで取り組んできた。それを選手、チーム、コーチが積み重ねたことが、この結果につながったと思う」と総括した。

この日は36歳のセッター深津英臣が先発し、チームを牽引(けんいん)。7年ぶりの代表復帰となった司令塔について、指揮官は「深津選手はみんなから認められている選手。経験値も高く、何よりフィジカルの強さを証明してくれた」と高評価した。さらに「経験がチームに大きな力をもたらしている。バレーボールを楽しんでプレーする選手で、その楽しさをみんなにも伝えてくれている。チーム最年長ですが、一番若手のように本当にたくさん練習する」と、ベテランセッターの姿勢が勝利につながっていると語った。

1次リーグ首位突破の日本は、2大会ぶりのメダル獲得へ向けて29日から中国・寧波で行われる決勝トーナメントに出場。準々決勝では、開催国・中国と対戦する。

【バレー】日本男子が史上初の1次リーグ全勝、アルゼンチンにストレート勝ちし開幕12連勝/詳細