ロス五輪初採用フラッグフットボール日本代表が練習公開、8月13日から五輪切符かけ世界選手権

2028年ロサンゼルス・オリンピック(五輪)で初採用となるフラッグフットボール男女の日本代表が26日、東京・調布市内で練習を公開した。

8月13日から4日間、五輪予選を兼ねて行われる世界選手権(ドイツ)に向け、それぞれ調整。五輪開催国の米国をのぞいた男女上位2チームまでに与えられる五輪切符獲得を誓った。

今大会は補欠を含む男女各14選手を選抜(女子は12人を大会登録)。男子は昨年10月のアジア・オセアニア大陸選手権で準優勝メンバーで主将の植松遼平(千里山ブラックジャガーズ)らを中心に構成。社会人アメリカンフットボールのXリーグの奥田凌大(富士通フロンティアーズ)、ブレナン翼(オービックシーガルズ)ら4人も初選出された。

同選手権3位だった女子は、幼少期からプレー経験がある近江佑璃夏(東京ヴェルディ・ローゼス)や山本深由奈(千里山ブラックジャガーズレディース)ら主力メンバーがそろっている。

悲願の五輪切符を目指す女子の山本は「今、1番強いのがアメリカとメキシコと言われている中、日本らしさをぶつけて戦いたい。フラッグフットボールを皆さんに知ってもらうには、結果を残すしかないと思っている。そこを大切にしながら良さを届けたい」と意気込んだ。

世界選手権は各大陸選手権で上位となった男女各16チームが参加。4組に分かれた予選各組の上位2チームまでが15日の準々決勝に進む。同日の準決勝で決勝進出を決めれば五輪出場が確実となる。

世界ランキング7位の日本男子は予選B組でオーストラリア(2位)、カナダ(10位)、ナイジェリア(32位)と対戦。同5位の女子はD組でカナダ(4位)、パナマ(12位)、ブラジル(15位)と相まみえる。

◆フラッグフットボール アメリカンフットボールを起源に、第2次世界大戦中の米軍でけがを避けるために始まったとされる。フィールドの広さはアメフトの約3分の1にあたる縦70ヤード、横25ヤード。1チーム5人で対戦。タックルはできず、腰のフラッグを取って相手の攻撃を止める。競技人口は約2000万人で、100カ国以上でプレー。日本の世界選手権最高成績は男子が18年8位、女子は24年同選手権3位。

◆ロサンゼルス五輪への道 男女各6チームが出場し、米国は開催国のため残りは各5枠。男女それぞれ8月の世界選手権で米国を除く上位2チームに入れば出場切符を獲得できる。残り3チームは28年5、6月の五輪最終予選(開催地未定)で決まる。