【フラッグフット】日本代表主将の植松遼平「歴史の1ページ目つくる」世界選手権での五輪出場誓う

取材に応じるフラッグフットボール男子日本代表・植松遼平(撮影・たえ見朱実)

2028年ロサンゼルス・オリンピック(五輪)で初採用となるフラッグフットボール男女の日本代表が26日、東京・調布市内で練習を公開した。

8月13日から4日間、五輪予選を兼ねて行われる世界選手権(ドイツ)に向け、それぞれ調整。五輪開催国の米国をのぞいた男女上位2チームまでに与えられる五輪切符獲得を誓った。 男子日本代表主将の植松遼平(30=千里山ブラックジャガーズ)が、報道陣の取材に応じた。

昨年10月のアジア・オセアニア大陸選手権では準優勝。植松は「それを上回る期待値の高まりを感じながら迎えられている」とチームの雰囲気の良さを口にする。

世界ランキング7位の日本は予選B組でオーストラリア(2位)、カナダ(10位)、ナイジェリア(32位)と対戦。全4組で各上位2位までに与えられる準々決勝進出を目指す。

「厳しい相手に立ち向かう中では厳しい時間帯や流れは絶対に起きる。そこを断ち切ってワンプレー、ワンプレーやっていくことを強みにしていくところを作り上げている」と課題も口にしていた。

前日25日の男女チームでのミーティングではチームコンセプト「Find the flag(旗を立てよう)」を強調。植松は「フィールド内外問わず、常に自分たちがどういう行動をすべきなのか。分かりやすい言葉で言うと、『世界一のチームを目指そう』。プレー以外の部分でも徹底してやりきろう」と呼びかけたという。

五輪初採用の競技とはいえ、フラッグフットボールの国内での知名度向上も急務だ。

それでも、キャプテンはロス五輪を絶好の機会と捉えている。

「第1回の大会で出場して、金メダルを獲得することがある意味、国民に対しての一次情報になる。『フラッグフットボール日本代表って世界でこういう位置づけなんだ』と知らしめる機会にもなる」。

追加競技決定後の昨年からは社会人アメリカンフットボールXリーグの選手も代表入りするなど国内レベルも上昇傾向という。

日本男子の世界選手権の最高成績は18年の8位。米国を除いた出場2枠への道は険しいが、今回の世界選手権は日本にとって名刺代わりの大舞台とも言える。

「歴史の一ページ目をしっかりつくっていく。『日本がオリンピックに出場できる国なんだ』と国民の皆さんに知ってもらう大事なチャンスだと思う。必ず世界選手権を勝ち切って、オリンピックの切符を取って帰っていきたい」。

強い覚悟を固め、日本の先頭に立つ。