<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本-スロベニア>◇2日◇男子3位決定戦◇中国・寧波
世界ランキング5位の日本が、同6位のスロベニアにセットカウント1-3で敗れ、2大会ぶりのメダル獲得を逃した。1次リーグでは史上初の12戦全勝で首位通過。準々決勝では開催国・中国を下したものの、準決勝は米国、3位決定戦はスロベニアに連敗を喫し、4位で大会を終えた。今季最大の目標に掲げる9月のアジア選手権(福岡)へ課題を残す結果となった。
フル出場したアウトサイドヒッター高橋藍(24)は、敗戦の責任を自らに向けた。「非常に難しい展開を自分たちから作ってしまった。自分自身が決めるところを決められなかった部分が、この負けにつながった。自分が得点を取れなかったところが今日の負けにつながった」と悔しさをにじませた。
日本は第1セットを落としたものの、第2セットはジュースの末に28-26で奪い返した。しかし、第3セットは9-8から5連続失点を喫して流れを失い、第4セットも一時11-8とリードしながら逆転を許して22-25。2大会ぶりの表彰台とはならなかった。
日本は1次リーグで史上初の12戦全勝を達成。それでも決勝トーナメントのメダルが懸かる局面で連敗を喫した。高橋はこの日、チームトップの20得点を挙げたが、「メダルが懸かった勝負で、その最後の1点、大事なポイントを取れていない」と課題を列挙。それでも「自分たちのディフェンスだったり、自分たちのバレーボールは世界に通用してきている部分もある」と収穫も強調した。
今季最大の目標は9月のアジア選手権(福岡)で、優勝すれば28年ロサンゼルス五輪出場権を獲得する。「オリンピック予選ではこの負けは許されない。いい経験になったことはプラスだと思う。でも最後の1点を取り切れる選手になりたい」と、同大会での雪辱を誓った。