バドミントンの世界選手権(17日開幕、インド)の男女日本代表が6日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開した。
7月28日発生の熊本地震で被害を受け、男子シングルスで熊本・八代東高出身の田中湧士(26=NTT東日本)が、躍進を誓った。
出身地である熊本県菊池市でも震度5強を観測。田中は「家はとりあえず大丈夫。あとは水が泥水になった。電気とかは通っていたみたいなので親戚もいったんは大丈夫でした」と報告した。
しかし、震度6強を観測した母校のある八代市では断水や停電による被害で避難生活を強いられる人もいる。
母校の状況については「たぶん大丈夫じゃないと思います」と田中は言う。
「ちょっとあんまりこっちから連絡をバンバンやりすぎると向こうは大変な時期だと思うので連絡も取らないようにはしている。落ち着いたぐらいで状況聞いてみようかと」と冷静に話していた。
前回は世界ランキング4位の中国選手から金星を挙げ、2回戦進出。しかし、地元を勇気づけるためなら1勝だけでは足りない。
「世界選手権は注目度も高いですし、八代東でやっていた人が世界で金メダル取って『みんな頑張ろうね』ってなったら1番うれしい。もちろん自分の結果を出したいのもあるけど、そうやって元気と勇気を与えられるなら1番いい」と力を込めた。