【カーリング】新会長に元スピードスケート岡崎朋美氏就任の理由「他競技の経験を導入しながら」

日本カーリング協会の新会長に就任した岡崎朋美氏

日本カーリング協会は8日、都内で理事会を行い、新会長に元スピードスケートの岡崎朋美氏(54)を選出した。22年から理事を務めていた。

同協会の小高事務局長によると「カーリングの経験がなく、他の競技のアスリートが会長になるのは初めて」という。

98年長野五輪スピードスケート女子500メートル銅メダリストに会長職を任せる。選出の理由については日本カーリング界の発展を挙げる。「かつてチーム青森のような特定の1チームしか強化するしかないという状況だったが、各地にカーリング場ができ、そこを拠点にするチームができる、国内で複数のチームが競い合って日本代表、そしてオリンピックを目指すという環境が整ってきた」と捉える。

競技普及に伴い「そうするとだんだん我々(現在の協会)だけで全てを回していくというのは難しくなってくる」と現状を明かす。そこで「他競技の経験を導入しながら、カーリングを次の段階に発展させる必要がある。対外交渉力や発信力を今一番備えている理事は誰かという観点で選任した結果、岡崎理事が一番ふさわしいという結論になった」と説明する。

岡崎新会長は「元アスリートとしての熱い気持ち、燃える力をカーリングに尽力していく」と意気込んだ。【保坂果那】

◆岡崎朋美(おかざき・ともみ)1971年(昭46)9月7日、北海道清里町生まれ。五輪は94年リレハンメルから10年バンクーバーまで5大会連続出場。98年長野は女子500メートル銅メダル。13年に42歳で現役を引退。W杯通算13勝。